組織改革

リーダーシップを取るのは誰だ?

激変の時代、生き残るためには変革が必要なのはわかっていても、「上層部が十分に戦略を考えていないから不安だ」「もうちょっと上司がリーダーシップを取ってくれないと動きが取れない」「うちの会社は変わらない」と思っていませんか? この考え方が蔓延している組織は、残念ながらこれからの時代を生き抜いていくことは困難です。


■時代を乗り切るためにはリーダーシップが必要

テクノロジーの発展、規制緩和、ニーズの多様化に伴い、多くの業界が変革を求められています。現在好調でも「5年先は生き残れているかどうか、今が正念場である」と言っている企業も珍しくありません。

これまでの常識を捨て、今すぐに変革を起こせばチャンスが訪れます。一方で、変革できなければ時代に取り残されることは必至です。

そんな中、「上層部が十分に戦略を考えていないから不安だ」「もうちょっと上司がリーダーシップを取ってくれないと動きが取れない」といった声をよく聞きます。

その奥には、次のような考え方が見え隠れします。 行動理論E

このような考え方が蔓延している組織は、残念ながらこれからの時代を生き抜いていくことは困難です。

 

■リーダーシップを取るのは誰だ?

今の時代、リーダーシップとは「組織の成果を最大化するための動きを取る」ことです。

では、組織の成果を最大化するための動きは誰が取るのか? 

それは、管理職以上に限られません。私たち一人ひとりでも取ることができるはずです。

自分のノウハウや成功事例を周りに共有したり、先陣を切って新しい仕事にチャレンジしたり、業務改善の提案をするなども立派なリーダーシップです。やろうと思えば、今日からでもできるはずです。

 行動理論F

 

一人ひとりが組織の成果を最大化することを常に意識し、リーダーシップを発揮している企業は変革を起こすことができています。そして、それが変化の激しい時代を乗り切るための必須条件です。

「会社が変わらない」とグチを言っている暇はありません。リーダーシップを取るのはあなたです。

 

弊社「行動人」467号より転載しました。

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