リーダー

理想の上司はいるのか?

研修のご受講者に「理想の上司像」を聞くと様々な答えが返ってくる。 そこで、現実はどうなのかを問うと、「自分の上司は理想的です」と答える人はまれであり、多くは不満を抱えている。上司との関係性に悩む部下は多い。常に会社の退職理由の上位に入るのが、「上司との関係」であるのも頷ける。


研修のご受講者に「理想の上司像」を聞くと様々な答えが返ってくる。

「話を聞いてくれる上司」
「指示が明確で何かあったら責任を取ってくれる上司」
「仕事を任せてくれて時には注意してくれる上司」等々。

そこで、現実はどうなのかを問うと、「自分の上司は理想的です」と答える人はまれであり、多くは不満を抱えている。

上司との関係性に悩む部下は多い。常に会社の退職理由の上位に入るのが、「上司との関係」であるのも頷ける。組織で一定の権限を持つ上司との関係は、ビジネス人生に大きな影響を与えるのだ。

 

 ■上司も部下も凡人である

しかし、冷静に考えれば上司も部下も同じ普通の人、つまり凡人である。凡人には長所もあれば短所もある。そもそも、組織は凡人が集まって、お互いに補い合うことで非凡な成果を生み出すために存在するものである。上司に理想を求めるばかりではうまくいくわけがない。

上司に失望し、「もっと良い上司はいないものか」と嘆くのであれば、自身の考え方を変えて、生き方を変えてみてはいかがだろうか。

上司に失望している心の奥には以下のような考え方がある。

 行動理論G

 

■上司に理想を求めるよりも理想のペアを目指せ

以下のような考え方に変えてみることで、仕事の成果とビジネス人生は大きく変わるだろう。 行動理論H

 部下(=フォロワー)が上司に対して行う補完行動を「フォロワーシップ」と言う。完全なリーダーは存在しない。完全なフォロワーも存在しない。だからこそ、上下が補完し合うことが、これからの強い組織の条件であり、組織と上司と自分を活かす道である。

 

弊社「行動人」462号より転載・一部加筆修正しました。