業績が低迷すると、どうしても企業の関心は目先の利益に集中する。 そして、売上拡大と経費節減による利益確保に向かって、経営資源の総点検が 始まる。 その結果、当面の業績を阻害する要因は、ドラスチックに排除される。 これは経営責任を担うトップとしては、当然の判断である。 ドラッカーも、「成果というものには、必ずしも相容れない二つの時間的側面 がある」と指摘している。
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