人口増に比例して市場拡大が期待された一昔前と違い、今は、企業が存続し 続けるには、ドラッカーのいう「顧客の創造」以外の方法はありません。 そのためにも、企業は、市場のニーズを先読みし、新しい価値を生み出し、 市場に提供し続けることが求められています。 また、自社理念を判断基準とした価値の提供で、市場のみならず、社会への 貢献をし続けることも求められています。 このような経営を弊社では、「需要創造型実践理念経営」と呼んでいます。 「需要創造型実践理念経営」のやり方は様々ありますが、ジェックでは、 お客様がその先のお客様と共に、新たな価値を共創し、その取り組みの中で 汎用性があるものを、自社の新たな価値として商品やサービスに昇華させ、 需要を生み出すといった、現場主導の取り組みを推奨しています。 「需要創造型実践理念経営」の流れは次のようになります。 1.お客様がその先のお客様から選ばれ続けるための仮説を提言 2.お客様とともに、その先のお客様・市場への新たな価値を共創 3.お客様との取り組み状況を組織内で共有し、相互活用・進化を促進する 4.それらの取り組みから、汎用化や商品・サービス化
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