パワーアップ実践講座 新人編 「主体的に働く」を考える
企業が「社員には主体性を持って仕事をしてもらいたい」と言っても、いざ入社して働いてみると「まずは上の指示に従って」と指導されることがあります。それに対して、「上から指示された仕事を、ただ機械のようにこなしていくだけ。自分はもっと人間的に、主体的に仕事をしたい!」と新人が感じることは少なくありません。
在宅勤務が始まってからの働き方で感じている不満は、「コミュニケーション不足」と、ある種の「あそびのなさ」だ。「あそび」といっても、仕事中に遊ぼうというのではない。仕事の中の余白といえばよいだろうか、人との無駄かもしれない接点(挨拶を交わす程度からちょっとした雑談まで)や、移動時間といったものが非常に少なくなってしまったため、「間」というものがなくなってしまっていることにストレスを感じる。
企業が「社員には主体性を持って仕事をしてもらいたい」と言っても、いざ入社して働いてみると「まずは上の指示に従って」と指導されることがあります。それに対して、「上から指示された仕事を、ただ機械のようにこなしていくだけ。自分はもっと人間的に、主体的に仕事をしたい!」と新人が感じることは少なくありません。
セルフスターターとは「(上司などからの)指示を待つだけではなく自発的に行動ができる人」ということです。そのための第一歩行動とは何でしょうか? 振り返りもなくただ仕事をやっているだけでは、うまくいかない事実だけに意識がいってしまい「自分はこの仕事に向いていないかも」と思い始めてしまうこともあるのです。