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「オンライン商談をしたくない」心理とは?

オンライン商談があたりまえの環境である今となっては、これまでにまったくオンライン商談を経験したことがない営業担当は少数派と思われます。しかし、できることならオンライン商談はやりたくない、と思っている営業担当もいるはずです。そこにある心理とは? 


ジェックでは新入社員研修で「企業人として恥ずかしくない電話応対を身につけるために最初に覚えるべきことは『会社の電話の機能』だ」と教えている。
「なぜなら、初めての電話応対で機能を知らないために間違って電話を切ってしまったりすると、怖くて電話を取れなくなってしまうからだ」と。

 これは「また失敗したくない(怖い目に遭いたくない)」という心理が原因だと説明されるが、「心は体を支配する」ので、頭では「電話を取らなきゃ。取ろう」と思っても体が動かなくなってしまうのが厄介なところだ。
 
 オンライン商談が半ば当たり前の環境になってから1年以上になる今、業種・業態にもよるが、オンライン商談を1度も経験したことがない営業担当者は少数派だろう。
にもかかわらず「オンライン商談をしたくない」という営業担当者は、やってみて、上手くいかなくて「また失敗したくない」という心理に陥っていて「やりたくない」となっていることが多いようだ。

 この心理に陥らせないためには「最初のトライで失敗させない」こと、そのための条件(ネット環境の整備、PC操作の指導体制等)をしっかり整えることだ。

 「ウチの社員は保守的で…」と嘆くのではなく、「ウチの社員が行動を革新するための条件は整っているのか」に目を向けることが大切なのではないだろうか。

 

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