パワーアップ実践講座 新人編 「主体的に働く」を考える
企業が「社員には主体性を持って仕事をしてもらいたい」と言っても、いざ入社して働いてみると「まずは上の指示に従って」と指導されることがあります。それに対して、「上から指示された仕事を、ただ機械のようにこなしていくだけ。自分はもっと人間的に、主体的に仕事をしたい!」と新人が感じることは少なくありません。
新人を育成するにあたり、「指導員」であるとか「ブラザー・シスター」(この呼称は、早晩、なくなりますね)、 「OJTリーダー」「エルダーリーダー」等、様々な呼称で「指導する人」を任命することがある。 これら「新人指導員」の役割は、新人を職場になじませつつ、仕事、業務そのものを教えることにある。
企業が「社員には主体性を持って仕事をしてもらいたい」と言っても、いざ入社して働いてみると「まずは上の指示に従って」と指導されることがあります。それに対して、「上から指示された仕事を、ただ機械のようにこなしていくだけ。自分はもっと人間的に、主体的に仕事をしたい!」と新人が感じることは少なくありません。
入社し、新入社員研修などを受け、現場に配属された新人の中には、「研修で学んだこととはずいぶん違う」「相談するにもみんな忙しそうで声なんてかけられない」などの現状に戸惑い、その壁を乗り越えられず、最悪の場合早期退職してしまうこともあります。原因はどこにあるのでしょうか?
在宅勤務も広がる中、新人育成を放任してしまう状態にある企業も多いのではないだろうか。 計画的ではない、見よう見まねでの新人育成という企業が4割以上を占めている、というデータもある。 今の時代の新人育成、定着について考えてみた。